不用品回収における不用品の類型

不要品と廃品の回収の可否と両者の相違

大多数の不用品回収業者は、利用者にとって不要になった不要品と純粋に金銭的な価値が無い廃品の回収を併せて行っており、不要品はリサイクル目的での回収を旨とするために、型が新しい家電や型落ちの家電・家具のうち状態の良好な美品を業者が無料ないし金銭を支払って回収する一方で、廃品は金属屑のような一部の例外を除いて利用者と業者にとって共通の不要物に過ぎず廃棄するのみなので、利用者から金銭を受け取って処理を代行しています。

よって、両者の回収の可否は不要品の大多数を回収できるのに対して、廃品は業者によるところが大きいという差異があり、業者の受けている許認可と契約処理施設のごみ処理能力に大きく左右されることになるのです。

産業廃棄物は不用品回収の対象?

事業の過程で生じる産業廃棄物は、産業廃棄物の回収を専門的に行う業者によって回収・処理されるものであり、不用品回収の対象とはされませんが、同じく事業の過程で生じる事業系一般廃棄物は産業廃棄物とは異なり不用品回収の対象となりますが、特別管理一般廃棄物のような少なからずイレギュラーな側面を持つ廃棄物も不用品回収対象外である傾向にあります。

産業廃棄物が不用品回収の対象外とされるのは、産業廃棄物と特別管理産業廃棄物がそれぞれ、取扱いに当たって著しい危険性を持つためで、不用品として扱われることはありませんし、特別管理一般廃棄物が回収対象外とされるケースが多いことも危険性に基づいてのものであるため、不用品回収の対象となることはほぼありません。


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