どこまでが回収対象?不用品回収のルールとは?

不用品回収のルールをまとめた情報サイト

回収を決定する要素と回収の基本的なルール

不用品回収業は不要品を金銭と引き換えに回収するというシンプルな事業形態から起業の容易な業種の一つで、初期費用の少なさに加え、最低限の運営に要する産業廃棄物収集運搬許可と古物商許可が比較的取得しやすいことも業者数の増加に拍車をかけていますが、基本的な事業形態のシンプルさに反して業務内容の複雑化が進んでいます。

一般廃棄物収集運搬許可・産業廃棄物収集運搬許可・古物商許可は不用品回収業における三種の神器とでもいうべき必須の許認可であると同時に不用品回収の複雑化にも一役買っている許認可です。

純粋に不用品回収のみで事業を成立させる不用品回収業者にとって産業廃棄物収集運搬許可は、最低限取得しなければならない許認可ですが、一般廃棄物収集運搬許可は取得が難しく必ずしも取得を要するわけではないものの、所持していなければ家電・家具や家庭ごみのような不用品回収で最も利率の高い不用品を回収できませんし、古物商許可を所持していないと不用品の買い取りによる一般廃棄物収集運搬許可の一部代替効果も見込めないことから、産業廃棄物収集運搬許可しか持っていない場合、不用品回収業で利益を上げること自体が難しくなってしまうでしょう。

つまり、シンプルに不用品回収を行うだけなら、産業廃棄物収集運搬許可さえあれば事足りる不用品回収業は、そのシンプルさと起業の容易さ故に新規事業者を次々に呼び込んでしまい、生き残りのための差別化を図った兼業業者の増加によって、複雑化してしまったのではないでしょうか。

不用品回収の複雑さの原因

不用品の回収の可否を決定する基本的な要素となる、業者に要求される代表的な許認可の有無と処理施設のごみ処理能力応じた不用品回収、それぞれで生じる回収可能な不用品の違いに具体例を交えて触れると共に、不用品回収の基本的なルールについてまとめました。